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日使用する洗面台ですが、「蛇口やシャワーホースからポタポタ水漏れしている」、「洗面台の下が濡れている」など、洗面台付近のトラブルは意外に多いものです。洗面台にまつわる水漏れには原因がいくつかあり、今回は、その原因と修理業者に依頼する際の注意点などご紹介します。
◆水漏れ箇所の特定
◆水漏れの原因
◆修理業者選びの注意点
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◆水漏れ箇所の特定
まずは、どの箇所から水漏れしているのか特定しましょう。
蛇口やシャワーホースからの水漏れの場合、目ですぐに確かめられるため特定しやすい箇所ですが、床がぬれている場合は水漏れ箇所が分かりずらいと思います。
蛇口から多めに水を出し、どの部分から水漏れしているのか探しましょう。
水漏れ箇所が特定できましたら、被害を最大限に抑えるため応急処置として止水栓・元栓を閉めて下さい。
突然水漏れがおこった際にも落ち着いて対処できるので、止水栓や元栓の位置を確認しておくと安心です。
◆水漏れの原因
洗面台の水漏れのトラブルには症状がいくつかあります。症状ごとに考えられる水漏れの原因についてご紹介します。
①蛇口からの水漏れ
洗面台の水漏れトラブルが1番起こりやすいのは、蛇口付近です。きちんと蛇口を締めているにもかかわらずポタポタ水漏れしていたり、接続部分から水が漏れ出ていたりする場合があります。長い年月洗面台を使っていると、蛇口本体や部品の劣化を避けられません。蛇口本体や部品は消耗品ですので、修理や部品の交換では対処が難し場合もあり、蛇口そのものの交換が必要となる可能性もあります。
②シャワーホースからの水漏れ
洗面台の蛇口の種類によっては、シャワーホースが取り付けられている場合があります。こちらのタイプでは、シャワーの先端やシャワーホースのほか、接続部分で水漏れがおこっている場合もあります。
洗面台のシャワーホースからの水漏れでは、原因として部品の劣化が疑われます。また、接続部分の緩みによって水漏れが生じていることも珍しくありません。
③給水管
給水管とは、綺麗な水を運んでくる配管のことです。一般的には、洗面台の下のほうに配置されていますので、洗面台のキャビネットの扉を開けて、給水管から水漏れがないか確認してみましょう。接続部分などは、手で触って確認してみましょう。
給水管でおこりやすい水漏れは、水栓や給水ホースのトラブルです。原因のほとんどは、部品の劣化や破損であり、ポタポタと水が漏れ出るような症状が見られます。
④排水管
排水管とは、使用した水が流れていく管のことです。給水管と同様に、一般的には洗面台の下のほうに配置されており洗面ボウルの下に接続部分があり、そこから排水管が床へつながっています。
排水管でおこりやすい水漏れは、接続部分の部品の劣化や破損、ナットの緩みなどが原因と考えられます。金属製の排水管でも腐食により穴があいたり、亀裂が生じたりする事もあります。つまりによる水漏れの場合もあります。
使用した水を流したら、下水につながっていることから、異臭など別のトラブルが起こるおそれもあります。
◆修理業者選びの注意点
水漏れがおこった際に自力で修理しようとして、配管を傷つけてしまったり外した蛇口が元に戻らなくなってから修理業者を呼び、作業料金が高くなってしまう場合もあります。
市販の洗剤を使用してもつまりが解消されない場合や水漏れの原因が特定できない場合も修理業者を頼るのが1番でしょう。
①指定給水装置工事事業者を選ぶ
『指定給水装置工事事業者』とは、水道工事法に定められた基準に基づき、その給水区域内で給水装置の工事を適切に施工できる業者として、地域の水道局から指定された業者の事です。
修理を依頼する前に電話やホームページで確認しておきましょう。
②施工実績の多い業者を選ぶ
水漏れのトラブルには、原因特定が難しい場合だったり難しい作業を伴う工事が必要な場合もあります。施工実績の多い業者なら、豊富な経験と知識と質の高い技術により、早急な修理が可能となります。
③出張費・見積り料が無料の業者を選ぶ
見積りをとっても修理依頼までに至らない事もあると思います。相見積もりを見て決めたい場合ややむを得ない場合にキャンセルをしても、出張費や見積料が発生しない業者を選びましょう。
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以上、水漏れ箇所の特定・原因と修理業者選びの際の注意点などをご紹介しました。
洗面台の水廻りは毎日使用するもので、日々の生活には欠かせません。
水漏れを発見した際には、なるべく早く信頼できる修理業者に依頼する事をオススメします。