プロが教えるお風呂の修理の応急修理方法
急なお風呂設備のトラブルが起きたら自力で修理できる・できない部分がある
日々の疲れを癒す住まいのお風呂ですが、突然設備が壊れたり、水漏れが起きているなどのトラブルが発生したらどうするべきでしょうか?
熱い夏であれば汗を流したい、寒い冬であれば暖かいお風呂で一息したいのに、お風呂が壊れて使えなくなるのはとても不便なことです。
このお風呂の修理においては、以下のようなトラブルがよく発生していますので、何か心当たりがあるようなことが今起きているならば注意してください。
また、同時に自力でできる事についてもご紹介していきますが、難しいと感じたりした時は無理に修理をすると、状況が悪化する恐れや事故の原因になります。
よって自力で修理・改善が難しい場合、その際は速やかに水道屋さんなどにお風呂に関する修理を依頼してください。

■水が流れにくい・水が溜まるトラブル
お風呂でもしも「最近何だか水の排水が悪いような気がする…」ということがあれば、まさにトラブルが発生していると見て良いでしょう。
やはり、お風呂の排水口などに固形物や何らかの物が詰まってしまうと、水の流れが悪くなってしまいます。
ここでできる応急処置としては、もしも固形物が見えていて自力で取れるならば除去、その後水の流れが改善するか見てみましょう。
ただし、それでも改善しない場合、もっと見えない場所で違う要因が考えられるので、これ以上は水道屋さんが行うべき修理案件となります。
水道屋さんに依頼すれば、専用器材の高圧ポンプや高圧洗浄機を利用して、引っかかっている固定物を除去することができるため、迅速にトラブルを解決することができるのです。
なお、排水口などには異物が流れないようにするネットなども雑貨として販売されているので、普段から予防しておくことも重要な方法と言えるでしょう。
■シャワーや蛇口の水が流れ続けてしまう水漏れ
お風呂で次に多いトラブルとして、シャワーや蛇口から水が止まらなくなってしまったりする水漏れです。
水漏れが起きてしまう原因としては様々ですが、ほとんどの場合はパッキンが劣化してしまったということが多く、大抵はこのパッキン交換で直ることも多いです。
パッキンの交換も素人がやろうと思えばできますが、その場合は蛇口のパッキンの外し方、そして元通りに組み立てることが求められます。
そのため、取り付け方が悪かったり、元通りに組み立てた時に方法が間違っていると、改善しないどころか悪化する恐れも考えられるのです。
また、蛇口の捻る部分の主軸であるスピンドルや蛇口自体の劣化が原因の場合だと、こちらを素人が修理するのは難しいと言えるでしょう。
そのため、シャワーや蛇口の水漏れトラブルも、水道屋さんに修理をするのがオススメです。
水道屋さんであれば部品交換に必要な物も適切に用意ができること、さらに蛇口などを分解しても元通りに修理できるので、安心してお任せすることができます。

■お風呂に必須な給湯器のトラブルはもはや素人が修理することはできない
お風呂にとって重要な給湯器ですが、こちらがもしも壊れてしまうとお湯を沸かせなくなってしまうので、湯船や熱いシャワーを浴びることはできません。
給湯器が壊れてしまう理由として、さすがに給湯器の中を見て原因を特定しなければ業者さんでもわかりませんので、素人が特定をする事はほぼ不可能です。
そもそも給湯器自体をドライバーなどで分解して中を開ける、と言う行為を業者以外の素人が行うことを、給湯器のメーカーなどが禁止しているため、ちょっと見てみる程度でもオススメできません。
そのため、お湯が出なくなってしまった場合、給湯器のトラブルも水道屋さんなどに依頼して原因を解決してもらいましょう。
もちろん、依頼するならば早めに行わなければその間はお湯が使えないため、不便が続くことになってしまいます。
お風呂のトラブルを解決するためにも水道屋さんはどう選ぶべきか?
お風呂のトラブルを放置するとお風呂が使えなくなったり、水道代が高くなってしまう原因になりかねません。
そのため、早めに水道屋さんに修理依頼をしたいと思う方も多いですが、少し冷静になってから連絡してみましょう。
お風呂の修理ができる水道屋さんに依頼する際、まずは現地調査をしてから見積もりが出ますが、その際に出張費などがかからないかなどを呼ぶ前に確認してください。
そうしなければ「高かったのでキャンセルしたら出張費だけを取られてしまった…」となりかねないからです。
次に複数の水道屋さんに見積もりを依頼する事も重要であり、高額すぎる見積もりではないか?を比較することができるので必ず2社以上に依頼しましょう。
以上から、お風呂のトラブルが発生したらできる範囲以上のことはしないほうが賢明であり、水道屋さんに早めの修理依頼をするのがベストです。
