凍結防止!~水道管が破裂する前に~
冬季に入り、気温が下がる1月・2月になると水道管を通る水が凍ってしまうことがあります。
水は凍ると体積を増し、水道管を圧迫します。これにより水道管にひび割れが起きたり、ぱっくりと割れてしまうことも多々あります。水道管が破裂すると、大量の水が吹き出しあっという間に水道料金が何倍にも膨れ上がってしまう事も多々ございます。このような大惨事にならないように、早急に対応が必要な身近に起こる水道管破裂についてご紹介していきます。

予防するには?
(1)凍結防止ヒーターの設置
凍結防止ヒーターとは、別名「水道凍結防止帯」と言われ、熱を発するヒーター線を水道管へ巻き付ける事で、水道管の中の水が凍ってしまうのを防ぐものです。
一般的に通販などで販売もしており、ご自身で付けることも可能ですが、取り付け方法を誤ると発熱線が断熱してしまったり、ヒーターが溶けて火災の原因になることもあります。
その為、凍結防止ヒーターの設置は水道屋さんに依頼をする方が確実かつ安全に凍結が防止できます。また、現在凍結防止ヒーターを設置されているお家でも、5~6年で効果が下がってきてしまうので、定期的な交換をオススメ致します!
(2)タオルや毛布、発泡スチロールを水道管に巻く
ご自宅にあるもので簡単に凍結防止をするには、タオルや毛布・発砲スチロールで水道管を覆い、その上からビニールテープを巻くという方法もあります。
この方法は、水道管を巻く素材が濡れてしまうと効果がなくなってしまうので、凍結防止ヒーターよりはコストはかかりませんが、効果は少し低いです。

もしも水道管が破裂してしまったら・・・
まずはメーターボックスの中の止水栓を閉めて、漏れているお水を止めて下さい。
メーターボックスは戸建住宅では玄関先や駐車場、アパートやマンション等の集合住宅では、廊下や玄関横に設置されている場合がほとんどです。この止水栓はあまり閉めることがないので、固くなってしまっていることが多くあります。その場合ペンチを使用すると閉めることができます。
止水栓を閉めたら、近くの水道屋さんに連絡をして下さい!
どこに頼むのが1番良い?
このようなトラブルの場合は必ずお住まいの地域の水道局指定工事店に連絡をして下さい。給水管破裂により大量に漏れてしまったお水の代金は、減免申請という申請をすることでお客様の負担金額を減らすことが可能です。
この減免申請の手続きは、お住まいの地域の水道局指定工事店も書類を持っており、手続きが可能です。お客様の負担額を1円でも減らすために、必ず水道局指定工事店に依頼をすることをオススメします!
また、給水管の工事をするにはお住まいの地域の自治体から「水道局指定工事店」の承認を頂いた上で工事を行うことが水道法で定められています。
お水回りのトラブルの際には、新たなトラブルを起こさないためにも、必ず「水道局指定工事店」に依頼をして下さい!
